こんにちは!ちるです!
先日、徳島県の高校の給食に食用コオロギが日本で初めて使われたというニュースにめっちゃ衝撃を受けました!
「コオロギをそのまま給食に出したのかっ?!」と勝手に驚いていたんですが、徳島県立小松島西高校で出されたコオロギ給食は、食用コオロギのパウダーをカボチャコロッケに練り込んで調理しているということで、コオロギをありのままの姿でお皿に乗せていたのではなく、ちょっとホッとしました。
コオロギ給食は食料危機の救世主になるかもしれないという政策で導入されたようなんですが、導入するとしたら、
・コオロギパウダーっていくらするんだろ?
・コオロギってアレルギーとか大丈夫なのかな?
というところが気になります。
ということで、今回は、コオロギ給食は高いのか?アレルギーの心配はあるのか?について調べてみましたので、気になる方はぜひ最後までご覧ください!
コオロギ給食の費用は高い?
コオロギ給食の費用は実際は高いのか?ということですが、今はまだ費用がかかって金額が高くなると考えられます!
ちょっと前くらいから昆虫食って流行ってますよね?
無印からコオロギせんべいが発売されたり、アマゾンで昆虫チップス的なものが発売されていたり。
私は食べたことないんですが、無印のコオロギせんべいってエビの風味がして結構美味しいらしんですが、無印のコオロギせんべいは55gで¥190(税込)で、無印の他のおせんべいとお値段はそんなに変わらないのでお手頃価格な感じがしますよね。
FUTURENAUTのメディアサイト「プラスミライ」のコオロギ社長によると、昆虫食が高い理由は3つあるとのことで、それぞれ詳しく解説されていますので、一部を編集・引用させていただきます。
昆虫食品の価格が高い理由① 原価が高い
なぜ原価か高いかというと、原料の昆虫そのものの値段が高いからです。例えば、コオロギパウダー100gの末端価格は1500円前後。小麦粉1kg250円に比べれば随分高い値段です。
この原料が高い理由(他の畜肉や魚粉に比べて)として、単純に生産量が少ない、ということが挙げられます。海外でも国内でもコオロギを養殖している業者は少なく価格競争が起こりにくいこと、大量に生産できないので価格が下がらないことが要因の1つです。
昆虫食品の価格が高い理由② 販路が限られているから
昆虫食品は最近話題になっていると言ってもまだまだ一般的な認知はこれからです。スーパーやコンビニのような場所で日販品のような形で取り扱われる規模感になればまだしも、販売店や取扱店舗はまだまだ限定的です。となると、製造や流通のコストを下げることが難しくなってきます。
委託製造だから(FUTURENAUTの場合)
FUTURENAUTは委託製造でコオロギパウダー使ったお菓子に加工しています。いわゆるOEMですね。
でもこのOEMはロットが大きくならないと価格が下がらないんです。イオンとかのオリジナルブランドのように大量に作ればまだしも、少量では価格は下がりません。なので結果的に価格は上がってしまうのです。
プラスミライ FUTURENAUTの昆虫食メディア
やっぱり、コオロギを使ったお菓子などの昆虫食が注目されているとはいえ、需要が少ないからまだまだ大量生産するまでもなく価格が下がらないからどうしても費用がかかってしまうということなんですね。
それにしても、コオロギパウダーが100gで¥1,500とは・・・なかなかの高級品ですよね。
食べる人がいなければ、生産もされない・・・当たり前のことかもしれませんが、どんなにコオロギの栄養価が高くても環境に優しくても、認知度が上がらなかったり普及しなければ値段は安くなりませんよね。
給食として導入するにしても、全国規模でやらないと一人当たりの負担は増えてしまうかもしれない・・・と思いました。
コオロギ給食のアレルギーの心配はある?
さて、コオロギ給食のアレルギーの心配ですが、心配あると思います。
無印良品のコオロギせんべいの成分表示にアレルギーに関する注意表示がありました。
えびやかにに似た成分ということは、甲殻類のアレルギーということですよね。
コオロギは虫だからエビ・カニとは関係ないだろうと思い込んで食べてしまったら、と考えると恐ろしいですね・・・
確かにコオロギ給食は食糧危機の救世主になるかもしれないけど、どんな食品にも言えることですが、アレルギーがあり食べることができない人のこともしっかりと考えた上で政策を進めていただけたら、生徒のみなさんも保護者の方も安心できますよね。
コオロギ給食のまとめ
今回は、徳島県の高校の給食に食用コオロギが日本で初めて使われたというニュースにめっちゃ衝撃を受けたことをきっかけに、コオロギ給食について気になったことを調べてみました。
コオロギ給食にかかる費用やアレルギーの心配を調べてみた結果、
ということがわかりました。
コオロギ給食は食料危機の救世主になるかもしれないという政策で導入されたようですが、全国規模で実施することや世間の人々に受け入れてもらえるまで、かなりの時間がかかりそうですね。
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