こんにちは!ちるです!
「弁護士ソドム」の初めての放送日が近づくにつれて、どんなドラマになっているのか、見るのがとても楽しみになってきた今日この頃。
「弁護士ソドム」は完全オリジナルドラマなので、原作が漫画や小説ではないということですよね。
原作を読むことで、ドラマを見るより先に結末を知るフライングができないわけなので、ちょっと残念に感じながらも、コミックを原作にしたドラマが最近は増えてきているから、オリジナルの脚本っていうだけでワクワクしてしまう。
ところで、「弁護士ソドム」のドラマタイトルにもなっている「弁護士ソドム」の「ソドム」ってどういう意味があるんだろ?
最初は、妖怪人間ベムみたいな感じで「主人公の名前なのかなぁ〜」と思ったんだけど、主人公の名前は「小田切渉」だから、ソドムとは関係ない…
ざっと調べてみたら、「ソドム」という言葉は、どうやら聖書と関わりがあるみたい…!
ドラマのタイトルになっているくらいだから、きっと主人公に関係があると思いながら、「ソドムの意味を知った上で、ドラマを見たらより楽しくみることができるんじゃない?!」と思ったので、今回は2023春ドラマ「弁護士ソドム」について、
を調べてみましたので、気になる方はぜひ最後までご覧ください!
ドラマ「弁護士ソドム」のソドムとは?意味や由来は?
今回の2023春ドラマ「弁護士ソドム」のタイトルにもなっている「ソドム」には、どんな意味があるのでしょうか?
何が由来になっているのかも気になりますよね〜!
さっそく、「弁護士ソドム」のタイトルにもなっている「ソドム」にはどんな意味があるのかを見ていきたいと思います!
まずは、ソドムを辞書で調べてみました!
デジタル大辞泉によると、ソドムとは、「旧約聖書の創世記に出てくる都市の名前」。
ということは、「ソドム」というのは、旧約聖書に出てくるお話を由来にしてドラマのタイトルを付けたってことになりますねぇ。
それでも、「ソドム」という言葉自体に意味があるのかはまだわからぬまま…
旧約聖書の「創世記」の中では、ソドムとは街の名前になっています。
このソドムという街はのちに滅ぼされてしまうんですが、その原因となったのが、街が荒れ果てていたため。
というのもソドムに住んでいる住民が罪を重ねる悪い人たちばかりで信仰心のカケラも持ち合わせていませんでした。
なので、創造主(神様)が滅ぼすと決めたということなんです。
こういった聖書のお話があることから、治安の悪い街を「ソドムの街」と呼ぶことがあるそうです。
聖書というかキリスト教が文化レベルで馴染みのある国だと、このような例え話はすぐわかるかもしれないけど、キリスト教や聖書にほとんど馴染みのない私からしてみると「???」となってしまうんですが、この旧約聖書のお話を踏まえると、ソドムの意味とは、「罪を重ねる」ということなのかな?
もう少し調べてみようと思って、ソドムを英語「Sodom」で調べてみると…
any very sinful, corrupt, vice-ridden place.
「Dictionary.com」より
だそうです。
これをGoogleさんに翻訳してもらうと、「非常に罪深い、腐敗した、悪徳に満ちた場所」という意味だそう。
なるほど〜!そういうことだったんですね!「ソドム」とは、「罪深く」「悪徳」である!
ということは、「弁護士ソドム」とは「悪徳弁護士」もしくは「罪深い弁護士」ってことかぁ。
え、これって主人公の小田切渉が「悪徳弁護士」ってことになっちゃうんじゃないの…?
ドラマ「弁護士ソドム」の主人公・小田切渉が「ソドム」と呼ばれる理由は?
今回の2023春ドラマ「弁護士ソドム」のタイトルにもなっている「ソドム」とは「罪深く」「悪徳」という意味があることがわかりました!
それと主人公の小田切渉にはどんな関係があるのか、なぜ主人公の小田切渉が「弁護士ソドム」と呼ばれているのでしょうか?
「弁護士ソドム」の公式サイトによると、主人公・小田切渉は「詐欺加害者専門の弁護士」だそうです。
詐欺の加害者ってことは、犯人ってことだよね?
リーガル系ドラマってどちらかというと被害者の方に焦点を当てて、いかに悪と戦っていくか…というのを見せるドラマが多かったと思います。
なので、加害者側の弁護に焦点を当てるのは結構珍しい感じがして、一瞬、脳がバグりました。
ところで、加害者専門の弁護士と、「ソドム」の意味にもなっている「悪徳」には、どのような関係があるのでしょうか?
「弁護士ソドム」の公式サイトでイントロダクションを見てみました!
金にならない仕事は全く引き受けない。刑事弁護を儲からない仕事とけなし、民事弁護を中心に活動している。
その人道にもとるやり方や、強引な手法・拝金主義から、法曹界では悪徳弁護士、別名「ソドム」という忌まわしい名前で呼ばれている。
「弁護士ソドム」公式サイトより
お金になる弁護だけを選んで弁護をしていたり、このドラマの中では、弁護士として普通はやらないよねという非人道的な仕事のやり方をしている…
その仕事っぷりが「悪徳」である、ということなんですね。
だから「ソドム」と呼ばれているということ。
最初は加害者を弁護する立場だから、「加害者に味方するなんて!」という意味で「ソドム」と呼ばれているのかと思っていました。
なので、加害者も人権は守られるべき…といったようなことで社会と戦っていく感じかと思ったんですが、そういうことではなく、「報酬が高い加害者を弁護し、勝利を勝ち取っていく」ということなんですよね。
とすると、刑を少しでも軽くしたり、下手したら有罪が無罪になるということも…?ありえるということなんでしょうか。
もしこういったことがあるなら、確かに悪徳と呼ばれてもおかしくはないですよね。
ドラマの中の世界では、被害者に寄り添う姿勢が「普通」であり、加害者が最大限の罰を受けることが「正義」というルールがあると思いますので、それに小田切渉は反しているわけですから、「普通」の弁護士からしてみたら、小田切渉は「悪徳」「罪深い」としか見えないですよね。
ドラマ「弁護士ソドム」の意味になった旧約聖書のお話とは?
今回の2023春ドラマ「弁護士ソドム」のタイトルにもなっている「ソドム」とは「罪深く」「悪徳」という意味があり、聖書からきている言葉なんですが、聖書のお話はどういうお話なんでしょうか?
聖書には、旧約聖書と新約聖書があり、イエス・キリストの誕生により新旧が分かれています。
ソドムのお話が出てくるのは、旧約聖書の「創世記」になります。
創世記は全部で50章あるのですが、ソドムが滅ぼされるお話が出てくるのは、18章〜19章になります。
ソドムのお話が出てくる創世記の18章〜19章をすべて記載すると膨大な量になってしまうので、あらすじを引用させていただきます。
イスラエル人の父祖アブラハムの甥(おい)ロトの一家がこの町に住み着いたが、その住民の倫理的堕落のゆえに、天から下された硫黄(いおう)と火によってこの町はゴモラとともに滅ぼされた、と伝えられる。その際、ロトと娘たちは救い出されたが、妻は逃げる途中、後ろを振り向いたため塩の柱になってしまった、という。この伝承が基になって、ソドム(とゴモラ)は、のちに神の審判を受けねばならない悪徳の町、退廃の町の象徴として用いられるようになった。
「コトバンク」より
創世記の13章にソドムについてのことが少し書かれているんですが、「ソドムの住民は邪悪で、主に対して多くの罪を犯していた」と書かれているので、本当に治安が悪い町だったんですね…
こういった聖書でのお話があるため、ソドムという言葉は「悪徳」や「罪深い」ことを表す言葉になっていったようです。
聖書に馴染みのない私にとっては、いまいちピンときてはいないので、日本人的な例えが思いつかないんですが…日本的な感覚でこういう風に例えることあるんですかね?
あれかな。シンデレラストーリーみたいな感じなのかな?
ちがうか。
ドラマ「弁護士ソドム」の意味のまとめ
今回は2023春ドラマ「弁護士ソドム」について、意味や由来、主人公がソドムと呼ばれる理由などを調べてみました!
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